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ちょっと待って!塗装できない屋根や外壁

その他  2021.07.01

外壁や屋根の材質や状態によっては、塗装工事を行えない状況がございます。

本記事では、塗装工事をお引き受けできない屋根や壁についてご説明致しますので、

塗装工事をご検討されている方は、本記事を参考にしていただき、ご自宅の外壁材や屋根材を確認してみてください。

 

日本瓦(粘土瓦)の屋根は塗装できません

瓦屋根

日本瓦はご存じの通り、日本家屋には多く使われる屋根材です。

基本的に、日本瓦の屋根は塗装の必要がありません。

漆喰の補修などのメンテナンスは必要ですが、耐水性に優れている反面、塗料も弾いてしまうため塗装を行っても定着しません。

色味を変えたいということであれば塗装をするケースはありますが、補修目的で塗装をすることは基本的にありません。

 

しかし、セメント瓦やモニエル瓦は、塗装での保護が必要です。

特にモニエル瓦は注意が必要です。

モニエル瓦は屋根材に防水性がありません。表面には着色スラリーと呼ばれる塗料が塗られており、塗料によって防水性や耐久性を上げています。そのため、通常の塗装方法では、すぐに塗膜剥離をしてしまいます。

古くなって劣化したスラリー層の上から塗装してしまうと、新たな塗膜の付着を妨害してしまうため、高圧洗浄でスラリー層をきっちり落としてから塗装する必要があります。

知識がない業者は、スラリー層の上から塗装してしまうので、塗装した後、数年で塗膜の剥がれが起きてしまう可能性がありますのでご注意ください。

 

 

劣化が進行している屋根は塗装しないようにしましょう

劣化した屋根材

コロニアル、カラーベストという商品名でも知られるスレート屋根は、メーカーやお住まいの地域環境によっても左右されますが、耐久性は最大20年ほどです。メーカー保証は10年で切れてしまう場合がほとんどです。

スレート材はデザイン性が高く、軽量で耐震性に優れているという特徴がある反面、軽くて薄い素材ですので耐久性は高くありません。

劣化が進行していると、塗装前に行う高圧洗浄だけでスレートが割れてしまう可能性があり、塗装しても屋根材に寿命が来てしまっているため耐久年数向上は期待できないことがあります。

 

このような状態のスレート屋根のメンテナンス方法としては、塗装ではなく葺き替えやカバー工法などをご提案しています。

ご自宅の屋根がスレート屋根の場合は、改めて築年数を確認してみましょう。

もしご建物の築年数が20年以上経過していた場合、塗装以外のメンテナンスが必要だということを認識しておきましょう。

 

ニチハのパミール

「パミール」は、1996年から2008年にニチハより製造されたスレート屋根材です。

現在は販売されておりませんが、施工10年前後でヒビ割れや剥がれなどの不具合が見つかることが多く、当時はテレビや新聞でも報道されました。

ニチハは窯業系サイディングで知られる最大手の外壁メーカーで、パミールも普及率も高い屋根材でした。

パミールの屋根は、劣化するとミルフィーユ状にパリパリと剥がれ落ちてしまいます。

屋根を塗装しても、屋根材そのものが割れて剥がれてしまうため、塗装による改善は望めません。

1996年から特に販売終了直前の2008年に建てられた家であれば、パミールが使用されている可能性がありますので、一度図面などで確認することをオススメ致します。

ご自宅の屋根がパミールかどうか分からないという方は、当店にご相談いただければ、屋根を拝見することで判別できますので、お気軽にお問い合わせください。

 

ジョリパットと難付着サイディング

まず、ジョリパットですが、基本的には塗装が必要ありません。

ジョリパットは耐久性の高い特徴があり、現場ごとに調整しデザインや塗り方を決めることができることから、あらかじめ決まったデザインになってしまいがちな他の外壁材に比べ、温かみのあるデザインの外壁材として人気です。

しかし、ジョリパットは汚れが目立ちやすいという特徴があります。凹凸が多いため、雨などによって汚れが蓄積してしまうためです。この場合は、高圧洗浄で綺麗にすることができますので、ご相談ください。

色あせなどがある場合は、アイカ工業の「ジョリパットフレッシュ」、エスケー化研の「アートフレッシュ」といったジョリパット専用の塗料で対応することができますので、こちらもご相談ください。

 

次に難付着サイディングは、光触媒、フッ素コート、親水性、無機系といった技術によりあらかじめコーティング加工された外壁材で、外壁が汚れにくく、色褪せもしないというメンテナンスいらずな外壁材です。

しかし、汚れが付着しにくいという反面、塗料も付着しづらいというデメリットも存在します。

現在は難付着サイディングに対応できる塗料もございますが、いい加減な塗装業者はそのまま一般的な塗料で塗装をしてしまうことがありますので、注意しましょう。

 

まとめ

本記事では、塗装によるメンテナンスが適切ではない屋根材・外壁材をご紹介致しました。

いい加減な業者に依頼すると上記のような屋根材・外壁材でも塗装をしてしまう場合があります。

やはり、知識があり、信頼できる業者を選ぶことは極めて重要になります。

塗装工事は決して安いものではありません。

塗装工事を行う際には、ご自身でも住宅に使われている材料を把握し、失敗しないより良い塗装工事になるよう願っています。

ご自宅の外壁材・屋根材が気になった方は是非当社にお問い合わせください。

ご自宅を無料で点検させていただきます。

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