【東京都葛飾区柴又】外壁塗装・雨漏り修理・リフォームの株式会社眞友です。

本日は、高齢者向けのリフォームのポイントについてお話したいと思います。

誰もが年を重ね、高齢者となっていきます。現在は不便なく日常生活が送れていても、いつかは必ず高齢者の年齢になる時がやってきます。

住み慣れた愛着のある我が家で、残された人生を過ごしたいと思われる方も多いのではないでしょうか？

高齢者となった時に、介護する側、される側とが過ごしやすい家になるように、今のうちに快適な生活を送るための過ごしやすい環境にご自宅のリフォームを行うと良いでしょう。

高齢になってから大掛かりなリフォームを行うことは、身体的な負担も大きくなり、費用面の負担に心配も出てきます。十分な貯蓄があれば良いのですが、高齢になるに連れてローンの審査も難しくなってきます。まだまだ元気に身体が動く４０代～５０代のうちに、将来を見据えたリフォームを行うと良いでしょう。

高齢になると、予期せぬ大病を患ってしまうかもしれません。そうなった場合には介護生活が必要になる事も考えられるので「やっぱり、あの時にやっておけば良かった…」と、後悔しないためにも、出来るうちから高齢者リフォームを行う準備を進めましょう。

✓手すりを付ける

日常生活でつまずかない様にするために、手すりをつけるなど室内の移動をスムーズにすることは必ず行っておいた方が良いでしょう。廊下やトイレ、浴室や階段等に手すりを設けると良いでしょう

✓段差をなくす

体の自由が効かなくなってくると、最も多いのがつまずきや転倒による事故です。元気なうちは気にならないようなちょっとした段差も、足を悪くすると急に大きな壁に感じます。つまずくと転倒の危険が高まるので、段差を緩和しましょう。

また、室内から室外へ出る際の工夫をする必要があります。屋外へ行くためにもハードルが高くなってしまうと、外出するのが億劫になり、結果的に歩かなくなって余計に足腰が弱くなってしまいます。

出入りは玄関だけに囚われない。寝室やリビングからつながる庭にウッドデッキを取り付ければ、段差無くスムーズに庭に出ることができ、またそこから駐車場までスロープを作れば外出がしやすくなります。

✓玄関やトイレ内のスペースを広く取ったり、洗面台やシンクの高さを調節する

車いすを使用する可能性がも出てきますので、ドアの開閉の向き、間口の広さ等もポイントになってきます。
間口を広く取っておく、玄関の上がり框を低くする・スロープをつける、テーブルや洗面台・電気のスイッチなどを車いすに乗ったままでも使えるような高さに設定する、などの対策が必要です。

✓バスタブや浴室の床は滑りにくい素材を選ぶ

お風呂は転倒が多い場所です。タイル張りからユニットバスへリフォームすることで、転倒を防ぎ寒暖差なども対策することが出来ます。

リフォームをしたい場所はいろいろとありますが、まずは優先順位を使用頻度や危険度の高い場所を優先してリフォームすることをオススメ致します。

＜トイレ＞
毎日数回使うので利用頻度が高く、予め決めておくことも難しいですよね。また、毎回誰かが手をかせるとは限りません。排泄はできるだけ自分一人で行いたいと希望する人が多いです。

＜浴室＞
立ち座りなど大きい動作が多く、動きが濡れた場所なので転倒しやすく、危険度が高いと言えます。

不安なことがあれば、担当のケアマネジャーか、担当がいない場合は地域包括支援センターのスタッフに相談してみると良いでしょう。ケアプランに合わせた的確なアドバイスをしてもらえます。

お困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください！