フッ素塗料とは？☆葛飾区・外壁塗装☆

外壁塗装 江戸川区外壁塗装 葛飾区外壁塗装 葛飾区外壁塗装/葛飾区外壁補修② 2021.12.03

こんにちは！！
外壁塗装・雨漏り修理・リフォームの株式会社眞友です。

本日は、外壁塗装で使われる「フッ素塗料」についてお話したいと思います。

まずフッ素塗料とは？

蛍石を原料としたフッ素樹脂を配合した塗料のことです。

特徴は高性能なことです。

高価ですが、優れた耐久性や耐候性を持っているので大型建造物で使われますが、一般住宅でも、紫外線による劣化が激しい屋根を中心に外壁やシャッターなどに使われます。

フッ素塗料は耐用年数が長く、塗り替え頻度を少なくすることができ、一度の工費は高くなっても、結果的に建物のライフサイクルコストを削減をするのに役立ちます。

また、フッ素樹脂には「3フッ化型フッ素樹脂」と「4フッ化型フッ素樹脂」があり、「3フッ化型」は紫外線に弱いため、耐久性は高い順に「4フッ化型＞3フッ化型」になります。

合成樹脂を主成分としてるものでは「4フッ化型フッ素塗料」が現在では、最もハイグレードな塗料になっています。

☆フッ素樹脂の基本性質☆

化学的にフッ素は元素記号Ｆで表されます。

激しい性質を持つフッ素は、様々な原子と結びつきながら多様な化合物へと変わることができます。

その結びつきは強力で高い安全性を発揮します。

☆フッ素樹脂の作り方☆

ホタル石に硫酸を反応させ、これに有機化合物の反応と熱分解してできた単量体をさらに重合させることによりフッ素樹脂は作られます。

☆フッ素樹脂が優れている理由☆

フッ素樹脂は炭素原子にフッ素原子が協力に結合しているため、他の樹脂よりも耐候性や性能面において優れています。

☆特性☆

・紫外線や雨水に強く、酸化や温度変化にも強い（耐久性・耐候性）

・雨と一緒に汚れを落とし、汚れが付着しにくい(低汚染性)

・光沢が長持ちし酸性雨に強い（耐摩耗性・耐薬品性）

・藻やカビが付きにくい（防藻性、防カビ性）

・紫外線などの熱による劣化がしにくくなる（耐熱性）

☆他の塗料との耐用年数の違いについて☆

・アクリル樹脂塗料⇒５～７年

・ウレタン樹脂塗料⇒8〜10年

・シリコン樹脂塗料⇒10〜15年

・フッ素樹脂塗料⇒15〜20年

☆屋根塗装にフッ素塗料でできるか？

屋根は大量に紫外線を受けるので、塗料が劣化しやすい環境でので、外壁と同じ塗料で塗っても、屋根の方が早く寿命を迎えます。

そのため塗り替え時期を合わせるために外壁は「シリコン塗料」を塗り、屋根は「フッ素塗料」を塗るといった塗り分けも採用されている場合もあります。

フッ素塗料は高額になりますが、うまく使えばライフサイクルコストを抑えられることも多いです。

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