【東京都葛飾区柴又】外壁塗装・雨漏り修理・リフォームの株式会社眞友です。

本日は、屋根リフォームの工事法の一つ『葺き替え工法』についてお話したいと思います。

葺き替え工事とは、既存の屋根を撤去して下地、屋根材共に全く新しいものへ交換する工法のことです。屋根材で屋根を覆うことを「屋根を葺く」と言いますが、屋根材を替えることから「葺き替え」と言われています。

葺き替えのメリットとしては、屋根を全く新しいものへ交換できる点です。部分的な補修では応急処置程度の補修しかできない場合がありますが、葺き替えは下地、屋根材共に新品に替えることが出来、屋根のリフォーム工事の中でも一番メリットが多い工事でもあります。
ただ、費用もその分高くなります。これは、葺き替え工事が既存屋根を一度全て取り払ってから新しく屋根を葺いていく手法だからというのが大きな理由です。屋根自体が全く新しく生まれ変わると言っても過言ではありませんので、結果的に建物の寿命を延ばすことになるのです。

全く新しい屋根に生まれ変わるので、今後のメンテナンスは非常に少なくなります。つまり、工事にかかる費用が高額な分、それだけのメリットはあるということです。

一般的に言われている葺き替え工事のメリット・デメリットをご紹介しておきます

■葺き替え工事のメリット・デメリット

＜メリット＞

・長期的にみるとメンテナンス費用が安い

屋根は10年に一度のペースで塗装などのメンテナンスが伴います。しかし、葺き替えの場合は、全く新しい屋根に生まれ変わるので、今後のメンテナンスは非常に少なくなります。メンテナンスコストが安く済むため、長い目で見れば得になることもあります。雨漏りの心配が一番なくなる工事とも言えます。

・屋根の軽量化で耐震強化

近年では、屋根に採用する屋根材の機能が飛躍的に向上しています。金属屋根だけでなく、スレート屋根やROOGAなどといった瓦屋根に近い屋根材を使用することもできます。また、施工方法も簡素化し、軽量化が進んでいます。したがって、葺き替え工事により、屋根の重量を大幅に軽量化することができ、建物の重心が低くなり、建物の耐震性を高めることができます。

・屋根を根本的な部分から修理できる

葺き替え工事は、既存屋根を撤去して、新たに屋根を葺いていきます。つまり、屋根のみは新築状態にまで戻すことができますので、建物の寿命を延ばすこともできるのです。

・屋根材が豊富

葺き替え工事の場合、既存屋根を撤去するので、今の屋根材に施工内容が左右されません。そのため選べる屋根材がカバー工事の場合に比べて多いです。

・どんな屋根にも施工できる

屋根下地の野地板が傷んでいる場合も、新しい野地を貼るので特に問題はありません。下地にまで手を加えることができるので、経年劣化や傷みが激しい場合でも対応が可能です。

＜デメリット＞

・費用が高額になる

葺き替え工事はカバー工事に比べると、既存屋根の撤去作業が必要になるのでその分費用がかかります。
また、既存屋根材の撤去時に、埃や騒音が出るため近隣住宅への対応が欠かせません。

・工期が長い

カバー工事や塗装工事と比較すると、既存屋根の撤去作業等で工期が長くなってしまいます

・工事中に雨対策が必要なこと

工事中に雨が降ることも考えて業者と修理について話す必要もあります。

■屋根葺き替え と カバー工法の違い

住宅の中でも最も負担が大きくなる屋根を新品のように新しくすることは、建物の寿命自体も伸ばすことにつながります。ただし、工事自体が複雑になってしまうことから、再塗装やカバー工事と比較すれば割高な工事になってしまいますが、高いお金をかけるだけの価値が葺き替え工事にはあります。

リフォーム機能を備える工事の場合は補助金などを活用すると良いでしょう。

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