【葛飾区柴又】外壁塗装・雨漏り修理・リフォームの株式会社眞友です。

本日は、無機塗料についてお話させていただきます。

外壁や屋根を塗る塗料には、様々な種類があります。

紹介する種類というのは、塗料の材料として使われている合成樹脂を指しており、塗料の耐久性を決定する非常に重要な要素となります。

様々な種類の塗料がありますが、その中でも無機塗料は、期待耐用年数が１番長い塗料です。

無機塗料とは

無機塗料は無機物を主成分としている塗料です。

鉱物やレンガ、ガラスなどの無機物（炭素を含まないもの）を配合して作られており、主にセラミックやケイ素を主成分にしています。

無機物は紫外線で劣化しないため、無機物自体は半永久的な耐久性を持っており、その無機物の耐久性を活かしつつ、有機物を混ぜて作った塗料が無機塗料です。

（無機物だけでは塗料としての粘着性を持たせることができない為、無機塗料という名称ですが、実際には樹脂などの有機物が配合されています。）

劣化の原因となる樹脂成分は含まれていない為、一般的な有機塗料と比べて高性能です。

一方で、一般的な塗料は、有機塗料と呼ばています。

石油などの有機物（炭素を含むもの）を主成分とした樹脂を使用しています。

上記の表で紹介しましたアクリル、ウレタンなどの樹脂が、この有機塗料にあたります。

塗膜の基本性能は、この樹脂によって大きく左右されます。

色あせやチョーキングなどの塗膜の劣化事象は、この有機物が原因となり発生します。

長所

・耐用年数が長い

・カビやコケが繁殖しにくく、汚れが落ちやすい

メーカーやグレードにより期待耐用年数は様々ですが、一度塗り替えたら長期にわたって塗り替えが不要で、２０～３０年という超耐候性を有する塗料もあります。

無機塗料は、カビ・コケなどの栄養分である有機物の含有量が少ないため、カビやコケが繁殖しにくいです。

また、水となじみやすい親水性（低汚染性）という性質をもっています。

親水性は、水に対して親和性が高い物質で、雨筋汚れがつきにくい塗膜の性質のことをいいます。

短所

・価格が高い

・施工技術者の技術や知識が必要

無機塗料は、高価な塗料ですが、耐用年数が長いため、長期的にみるとコストパフォーマンスは良いです。
また、この塗料は施工技術がより大切な塗料になりますので、経験豊富な信頼できる業者にお願いすることをおすすめします。

本日は、無機塗料について紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございました！！

弊社では、無機塗料を使用した外壁屋根塗装を数多く施工させていただいております。

無機塗料で塗装をお考えの際は、お気軽に弊社までお問い合わせください。